酷く心が疲れているのであれば…

酷く心が疲れているのであれば、まずは身体を温めろ。そして他のことはどうでもいいから、只ゆっくりと食事をとることに集中しろ。そうすればじきに眠れるようになるだろう。そして、明日の朝にはそれまで浮かんでこなかった知恵が生まれ...

交歓する存在

時間、貨幣、土地…。元々どこにも線引きされていなかったものに対して勝手に意味づけをして右往左往しているのが現代社会。そんな偏狭なものに魂を売るのは馬鹿げている。人間は本来もっと外部に開かれた存在だったはずである。

法則

徳が高い人ほど苦難や不幸に見舞われるものだ。

優秀さについて

本当に頭の良い人物ならば馬鹿でも分かるように物事を説明できるはずである。

心をおさめる

あなたが生まれて初めて出会った他者は、あなた自身である。だから、あなたはあなた自身を観察することができるはずだ。

境遇

不自由だからこそ爆発できる

崇高さについて

普段は体たらくなオッサンであったとしても、いざという時に困っている人を助けにいく奴が最も崇高である。

自明の理屈

いくら叱責されたとしても、その人が自分の人生の責任をとってくれるわけではない。また、いくら相手のせいにしたところで、その人が自分の人生の責任をとってくれるわけでもない。

最強の戦術

よく宗教家が口にする「すべてに感謝して生きる」という姿勢は、「完全にアホになって生きる」と同じことのように思える。例えば、仕事でミスをして大クレームとなり、上司に怒鳴りつけられた時、なんら動じることなく「部長、叱咤激励マ...

組み合わせの法則

大抵のことは周りの環境と個人の組み合わせによって生じている問題なので、あなた自身が悪いわけではない。だから自分自身を責めたり、自暴自棄になったりすることは根本的に無意味である。周りの環境はなかなか自分でコントールできるよ...

不吉への感性

人間の精神という見えない情報が、見えないまま有機的に連鎖して、禍事となって目の前に生起する。この見えない糸の繋がりに敏感になることを成熟という。

自由について

真の自由は絶対的な不自由さの中にだけある。ずっと自由である場合、自由であることを認識できない。

比例係数

苦難を乗り越えれば乗り越えるほど洞察力は強くなる。逆に、与えられれば与えられるほど洞察力は低下する。

この世の常

多くの苦難や不幸に見舞われる人ほど徳が高い。

描写

混乱が生じた時には、いったん落ち着いて事実を書き出せ。機械的でよいから書き出せ。そしたら次に、その書き出されたものをよく見つめて客観視せよ。分析するのはその後だ。

不器用者だからこそ

しっかりと経緯を追って事実を観察せよ。「事実」と自分の「認識」は異なる。

時に人間は

時に人間は近しいところにいる者でも救えない。否、近しいからこそ救えないのだ。

怖れへの考察

パワハラ上司、業者いびり、やたらとマウントをとってくる奴…。すべての原因は「怖れ」にある。そいつが心の奥底で何かに怖れているからこそ、強気でプレッシャーをかけてくるのだ。そういう人間は往々にして相手に毅然とした態度をとら...

自己に帰る瞑想#2

どこへ赴こうが、自分という枠から逃れることはできない。真の脱落は「いま、ここ」で行わなければならない。